Life w/ music.

主食:音楽。特に煩いやつ。

リンキンパーク チェスターの訃報




ここ最近、こんなにも悲しいニュースはなかった。


Linkin Parkのボーカリスト 自殺か。



私はこのニュースを職場の昼休憩中のテレビで知った。
まさか、まさかそんなはずない。あのチェスターが死んだ?まさか。

11月の来日公演のチケットも取ったのだ。四年振りに彼らの音楽が聴けるはずなのだ。それなのに。



なぜ、どうして。そう思わざるを得なかった。


私とリンキン・パークはほぼ同い年である。
なのに何故わたしがリンキン・パークを聴いているのかというと、母親の影響だ。

うちの母親は根っからのパンクロック厨である。
リンキンだけじゃなく、FOBニッケルバック、フーバスなどを聞かされて育ったわたしは、見事にそれらの音楽を好きになった。


初めてリンキンを生で聴いたのは2013年のサマソニだった。
あの年はすごかったなあ。


そんなこんなで、四年振りに彼らを見れると思っていた矢先のこのニュース。
ワンオクメンバーの打ちひしがれている姿に、そうだよねぇ、あたしも悲しいよ、、、という気持ちでいっぱいになっていた。



リンキンを聴いてきたファンにとって、チェスターの死はあまりに残酷すぎた。
バンドにおけるボーカリストの死とは、バンドの死と同義である。(と思っている。)

母親が愛して止まなかったバンドのボーカリストは、生きてこそいるが、乳児を強姦し逮捕された。



その話を聴いて、そして今回のことがあって、改めて思ったのだ。

どのような形であれ、生きて音楽を続けてくれさえすれば、それだけでいいのだと。


リンキン・パークのボーカリストは死んだのかもしれない。
けれども、リンキン・パークがこれまでに作り上げてきた音楽は永遠に残るのだ。
もう一生、チェスターの生歌は聴けない。それでも、彼の歌声はずっとずっと残る。残酷な話だが。

それでもそれが、残されたファンの唯一の救いなのだ。少なくともわたしはそうだ。




そんな風にして、ワンオクメンバーと同じように現実を受け止めきれずにいる中、インスタの追悼ポストを見て回っていると、なんだか気分が非常に悪くなってきたのだ。


アイコンやプロフィール、これまでの投稿などを見ても、リンキンのファンどころか、リンキンを聴いたことすらなさそうな人が「タカを始めワンオクメンバーの気持ちを思うと涙が止まりません」「今日は仕事に行く気になれず、年休を取りました。早くタカたちの心の傷が癒えますように」「チェスターの選択は間違ってた、こんなにワンオクメンバーが楽しみにしてたのに」「タカたちはどうなるの?」とかいうふざけた投稿があまりに多すぎたんです。


もう本当にSNS向いてないから早く辞めろよと自分に言いたいところですが、なかなかやめられないのでお察しください。


チェスターが今までどんな境遇だったか、リンキン・パークがどんなバンドでどんな思いでそのボーカリストを務めていたのか、そんなこと誰にもわかるはずない。
それでもチェスターは、リンキンのボーカリストとして、いちアーティストとして、私たちファンに夢を見せ続けてくれた。

廃れていくロックの中、それでも彼らはずっとずっと、リンキンらしいロックを作り出していてくれた。
わたしに音楽の素晴らしさを教えてくれた。
ワンオクに出会うきっかけを作ってくれた。

彼らを、彼らの曲を、本当に本当に心から愛していた。


リンキンのこれからをもっとずっと見ていたかった。
なのに。



そんな思いでいっぱいなときに、インスタでOORreのそんな投稿を見て、ほんとにどこまでもどこまでも自分本位でワンオク本位な人たちばかりなんだなと思いました。

人の悲しみはその人だけのものだし、他の誰かが共有して悲しむものじゃない。そんなの間違ってる。

他人の悲しみをあたかも自分のものだとでもいうように拾い上げて、見せびらかして、悲しんで。
そんな行為を見せつけられて、わたしはどういう感情になればいいのかしばらくの間わからずにいた。

そんな状況になったのは初めてだったから。

最初は腹立たしかった。けれど、だんだん虚しさが大きくなってきた。
この人たちはリンキン・パークを知らないのに悲しんでる。リンキンと共演することを夢見てたワンオクメンバーが、悲しんでいるのを見て悲しんでるのだ。

どんな滑稽な状況だろう。

これだから、わたしはOORreが大嫌いなのだ。

プロフィールに自ら「OORre❤︎ タカ大好き! OORreさん仲良くしてください!」みたいなこと書いてる人は大抵仲良くなれそうにないし、ああいう頭の弱そうな投稿をする人のプロフィールは決まってこういうパターンだ。


どこで何を言おうとその人の勝手だし、SNSという無法地帯では文句を言った人、嫌な気分になった人が負けなのだから、わたしは完全にSNS界隈では負け組だし戦線離脱するべきなのだろうが、これだけは納得がいかなかったので、久しぶりにブログを書くに至った。


人の悲しみをSNSのネタにするような人がこんなにいることに心底、この国は大丈夫なのだろうか、と心配になる。
(小林麻央さん訃報のときも同じようなことを思ったが。)



今日もリンキンを聴きながら寝ることにしよう。



R.I.P.,Chester.